阪神「久寿川」駅より徒歩約8分・阪急阪神「今津」徒歩約10分、西宮市今津山中町の整形外科、リウマチ科、リハビリテーション科「にし整形外科」です。

診療のご案内

診療のご案内イメージ画像

診療科目

  • 整形外科
  • リウマチ科
  • リハビリテーション科

こんな症状はありませんか?

  • 首の痛みやしびれ
  • 肩の痛み
  • 腰の痛み
  • 手首の痛みやしびれ
  • 股関節の痛み
  • ひざの痛み
  • 足の痛み
  • 足の親指が変形

整形外科について

整形外科イメージ画像骨、関節、靭帯、末梢神経、筋肉などのいわゆる「運動器」といわれるものに関わる病気やケガを治療する診療科です。単に病気やケガを治すだけでなく、運動機能を元の状態に回復させることを目標としています。また、当院では治療だけでなく、予防にも力を入れております。ささいな症状や、お身体の悩みについて、どんなことでもお気軽にご相談ください。治療も予防も、早ければ早いほど有効です。
擦り傷、切り傷は適切な被覆剤を用いて可能な限り綺麗に傷を治すことに努めています。骨折、捻挫に対しては症例に応じて、夏場は洗えるギプスを用いて固定を行っています。肉離れに対しては医療用のテーピングで対応しています。

<対象となる主な症状・疾患>

切り傷・擦り傷・骨折・脱臼・捻挫などの外傷
関節や筋肉・腱など体の痛み(肩こり、腰痛、膝痛など)
脊椎脊髄疾患(椎間板ヘルニア、頚椎症、腰部脊柱管狭窄症など)
関節リウマチ
痛風
スポーツ障害
骨粗鬆症
小児の肘内障
骨端線損傷
肉離れ

●骨粗鬆症について

DXA(デキサ)X線骨密度測定装置イメージ画像骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨の強さや骨質が低下することにより、骨がもろくなる症状のことです。骨粗鬆症は自覚症状がないままのケースが多く、特に高齢者の場合は転倒して骨折などに至るケースが多く見られます。
当院ではDXA(デキサ)法と呼ばれる、精密な検査が可能な骨密度測定装置を導入しております。骨折の頻度の高い、腰・大腿骨の正確な骨密度を測定しエビデンス(医学的根拠)の高い骨粗鬆症治療を行っております。症状が見られる場合は食生活や運動などの生活習慣を見直すことにより改善を図っていきます。

院長より

高齢化社会を迎え、健康寿命と本来の寿命をできるだけ近づけることが整形外科の役割の一つと考えています。
骨粗鬆症が原因で骨折する可能性のある代表的な部位は、橈骨遠位、上腕近位、下位胸椎から上位腰椎 大腿骨頚部でなどでありますが、著しく活動性が制限されて、長期の入院や手術の可能性が高いのは腰椎と大腿骨頚部顆部であり、その骨密度を正確に測定する必要があると考えます。
当院では最も正確な骨密度測定器(DXA)を使用して骨密度を測定いたします。YAM値(若年平均値)70%以下で骨粗鬆症と診断されますが、治療が必要と判断すれば、費用対効果を十分に説明し内服、注射を提案いたします。
2019年3月に発売された大腿骨の骨密度をあげるロモソズマフ、テリバラチド、ビスフォスネートの内服注射、SERM剤、ビタミンD剤などのメリット、デメリットを考え、骨粗鬆症治療に取り組んでいます。

運動は骨折予防に有効か

閉経後女性において、骨密度維持上昇には荷重や筋力が重要であることを説明し、適切な運動は大腿骨近位部および腰椎の骨密度を上昇させます。運動(有酸素運動)することにより、腰椎骨密度が1.79%、ウォーキングより腰椎、大腿骨骨密度は1.31%,0.92%上昇するとされています。特に椎体骨折を行った患者様に背筋の強化を理学療法士が指導を行っています。

●腰痛治療について

腰痛のリハビリテーション

腰痛には①ふとももの裏やふくらはぎに痛みが走るような神経痛に伴う腰痛と②神経症状を伴わない腰痛があります。神経痛に対しては薬や注射で治療行いますが、②の神経痛を伴わない腰痛を繰り返すかたは、運動不足で下半身の柔軟性が失われた結果、ふとももの裏やお尻の筋肉が硬くなり、腰にかかる負担が増え、腰痛が引き起こされているケースが多いようです。
それらの筋肉の柔軟性をあげながら、腹筋や多裂筋と呼ばれる背筋を鍛えて、骨盤の動きも増やしながら、繰り返す腰痛からの脱却を目指します。減量が必要な方は栄養状態を評価して、糖質制限から始めてビタミンやミネラルの重要性を認識していただいています。
繰り返す腰痛を治したい方は是非当院でリハビリテーションをうけてみてください。

腰のブロック注射について

仙骨部硬膜外ブロック、トリガーポイントブロック、椎間関節ブロック、分離部ブロック、神経根ブロックなどを診断評価し行っています。
神経根ブロックとは、身体の痛みを和らげるために、背骨の神経の根元にある神経根に麻酔薬を注射します。痛みの元となっている神経の近くに直接注射をするため、他のブロック注射よりも効果が期待できます。レントゲンで体の内部を透かしながら注射を行います。

レントゲン画像をリアルタイムで確認しながら正確に注射を行います。

適応となる主な疾患

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、根性神経痛、帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛、上肢・胸部の反射性交換神経性萎縮症、頸部・上肢・胸部の術後痛、腰下肢痛(神経根症状を有するもの)

院長より

私は大学他で脊椎疾患、特に腰椎を中心に勉強、治療を行ってきました。
その中で最も多いとされている腰部脊柱管狭窄症による症状が認められている患者様は65万人いると推定されています。
腰が痛い、坐骨神経痛でふともも、ふくらはぎが痛い、足がしびれるけれども手術を考えるほどでもない、合併症があって手術ができないけどなんとかしたという症状をお持ちの患者様がブロック注射の良い適応ではないかと考えています。
腰椎の神経根症を起こす神経根はL5>S1、L4の神経根の頻度が高く、しっかりと身体所見(大腿下腿前面か後面かなど痛みの部位 反射 運動など)とレントゲン、MRIの画像所見を確認したとで、レントゲンで確認しながら腰椎の適切な神経に仙骨硬膜外ブロック、神経根ブロックと呼ばれる注射を当院で行っています。

●膝(ひざ)の関節注射について

膝の関節注射当院では、痛みの少ない可能な限り細い針を使用して、関節注射を行っております。膝関節の痛みなどでお悩みの方、注射が痛みが苦手な方など、お気軽にご相談ください。

●超音波骨折治療法について

超音波骨折治療法について骨折部位に低出力の超音波を断続的に照射することで、通常より骨癒合の期間が短縮される治療法です(最大で約4割短縮されます)。仕事や運動に早期に復帰することが可能となります。当院では「アクセラス」という機器を導入しております。青少年の疲労骨折にも応用しています。

●圧力波(拡散型圧力波)治療について

圧力波(拡散型圧力波)治療について①自由神経終末の破壊と変性による除痛作用と②蛋白合成促進、血管新生などによる組織再生作用があり腱付着部症に対する除痛に優れています。テニス肘、野球肘、肩の石灰性腱炎、膝蓋腱炎、足底腱膜炎、アキレス腱炎他に効果が認められています。

●足の外科

足の外科 診療日程:予約制 毎週火曜日17:40~19:00
当院では靴の足底板(インソール)の製作が可能です。足のアーチの崩れが足の変形を引き起こすとされています。外反母趾や扁平足など、足の症状にあわせて専門の装具士が、精密な測定と問診を行いながら患者さまにあった足底板を製作します。保険適用となります。
陥入爪は、足趾先に体重をかけないかけられないことが原因の一つと考えられています。
運動療法と合わせて、0.5ミリ、0.4ミリの超弾性ワイヤーを選択して治療行っています。

巻き爪の超弾性ワイヤー治療は予約になります。
コレクティオパーフェクトでの治療が可能です。

●手の外科

手の外科 ばね指とは、指を曲げるときに使う腱を覆っている腱鞘に炎症が起こる病気です。指を曲げ伸ばしするときに、バネのようにカクンと急に動作する事が特徴です。
ばね指は腱鞘内注射で良くなることが多いですが、数回の腱鞘内注射で改善がみられないケースには腱鞘切開刀を用いた小侵襲手術が可能です。(毎週金曜日)

母指CM関節症に対しては各種サポーターを準備しています。

免疫とリウマチ

免疫とリウマチイメージ画像

免疫は年齢とともに老化します。免疫は腸管粘膜免疫、自然免疫、獲得免疫が連携して働いています。関節リウマチの診断を満たさなくても手などの痛みを訴える患者さんが多数います。腸管粘膜免疫を高めるには、腸内細菌叢の中の善玉菌(乳酸菌や酪酸菌など)やIgAを増やし、腸管の栄養であるLグルタミンと炎症性サイトカインを減らすビタミンDの摂取が重要であると考えます。腸漏れ症候群(リーキーガット症候群)を引き起こす小麦のグルテンや食品添加物摂取を控え、免疫反応の亢進を防ぐ提案をしています。

リウマチ因子は免疫グロブリンの一つであるIgGが変性したのち、そのFc部分に対する自己抗体です。

<対象となる主な疾患>

関節リウマチ
リウマチ性多発筋痛症など

●関節リウマチについて

関節リウマチにはタバコや歯周病が影響していることが指摘されています。また、関節リウマチの患者さんの腸内細菌には酪酸菌の低下が指摘されています。

関節リウマチとは、免疫異常により引き起こされた慢性炎症によって関節が破壊される疾患です。さまざまな関節外症状や合併症が生じます。身近な難病ですが、早期に発見、適切な診断・治療介入を行えば進行を抑制できるようになりました。病態に応じた治療薬選択・治療ストラテジーが大切です。

関節リウマチ治療は、関節病変だけでなく合併症や薬剤の副作用を十分考慮し、患者さんと話し合いながら治療方針を決めて行うことが重要です。リウマトイド因子や抗CCP抗体は、関節リウマチの診断や病態を把握するうえで有効です。また、メトトレキサートや生物学的製剤などにより関節リウマチをコントロールすることが、合併病態の出現抑制につながります。特に呼吸器合併症を有する患者さんでは、病態に応じた関節リウマチ治療が大切です。

リウマトイド因子よりも抗CCP抗体の上昇はより関節リウマチの進行が予想されます。MTXを用いても関節炎の進行するコントロール不良例では生物学的製剤(TNFα阻害薬やIL6阻害薬他)を早期に用いて治療行っていきます。副作用合併症には細心の注意を払って治療を行います。

●痛風について

尿酸には抗酸化作用【さび止め作用】があり、血液検査での尿酸値の上昇は体の酸化を意味します。動物はビタミンCを体内で産生できますが、人間にはできません。高尿酸血症は体の糖化、酸化ダメージの結果と考えられます。痛風発作には薬での疼痛コントロールと合わせて糖質制限とビタミンCの摂取をすすめています。

痛風は、尿酸という物質が関節の中で固まって結晶になるために起こる関節炎を主な症状とする疾患です。痛風による関節炎(痛風関節炎)は急激に発症することが多く「痛風発作」と呼ばれます。食生活や運動習慣の改善によって症状の軽減を図るほか、症状に応じて薬物による治療も行います。尿酸値は急激に下げると発作を起こすためゆっくりと下げて行くことが大切になってきます。

リハビリテーション科について

当院では常勤の理学療法士によるリハビリテーションをお受けいただけます

リハビリテーション科当院では、さまざまな設備・器具と専門スタッフ(理学療法士の有資格者)によるリハビリテーションを受けていただくことが可能です。医師の指示により、治癒・回復の促進や、患者様の日常生活上で困っておられること(歩きにくい、肩があがらない等)に対して症状に応じた個別訓練をいたします。
また、学生のスポーツ傷害に関して、競技復帰へ向けてサポートをおこなっています。

競技復帰へ向けてサポートスタッフの紹介はこちら
リハビリテーション設備の紹介はこちら

デイケア・訪問リハビリテーション

デイケア・訪問リハビリテーション スタッフ画像要支援1以上の介護認定を受けておられる方を対象に理学療法士が1対1対応でデイケアを行っております。
また、専門の知識を持った理学療法士が、御自宅を訪問しリハビリテーションを行います。介護保険を持った患者様についてはケアマネジャー様と相談して、回数含めて計画を立てます。介護保険サービスを使わず、自費でのリハビリテーションも行っています。
詳しくはクリニックまでお問い合わせください。

交通事故治療について

交通事故に遭われた場合は、直後に痛みや症状がなくても、後日症状が現れることがあります。事故後できるだけ早期に受診いただくことで、症状の軽減や慢性化を防ぐことが可能です。診断書の作成も可能です。
事故にあわれた患者様の痛みが残存している場合、漫然とリハビリをするのではなく、連携している病院でMRIを撮影し、痛みの原因をつきとめ、その原因に対してブロック、内服など当院で可能な治療を行っています。運動器リハビリテーションによる治療も可能です。

側弯症外来

小中学校検診にて側弯症を疑われた場合、当院で精査、経過観察が可能です。年齢を確認してレントゲン撮影を行い、脊柱の変形(コブ角)を評価します。
25度までは身長の止まる時期まで半年に一度レントゲンにて経過を確認します。25度を超える時には装具着用を提案し、急速に進行する場合はMRI撮影で脊髄異常の有無を確認します。
45度を超える場合適切な施設受診を勧めます。
小中学生のスポーツで腰痛が出現し、後ろに反ると痛みが強くなるときに腰椎分離症を疑います。腰椎分離症は椎弓の疲労骨折であり、分離する前の(レントゲンで異常のない)変化がMRIで認められれば、その時期にしっかりとコルセットをつけスポーツを休めば、分離症に進行することなく腰痛が改善する可能性があります。すでに分離した椎弓には骨癒合するか、またすべり症になるリスクを判断してコルセット着用時期、スポーツ復帰の時期を提案いたします。

当院でできる検査

  • X線検査(レントゲン)
  • 超音波検査(エコー)
  • 骨密度検査※
  • 血液検査

※骨密度検査…DXA(デキサ)法を用いたX線骨密度測定

西宮市の健診について

当院では西宮市の個別健診による委託医療機関となっております。

特定健診、長寿健診、肝炎ウイルス検査が可能です。また、肺炎球菌ワクチン接種も可能です。

詳しくはお問い合わせください。

栄養療法

体の大半はタンパク質から構成されています。
筋肉、内臓、皮膚、毛髪だけでなく、ホルモンや酵素、抗体もタンパク質でできています。血液検査でのアルブミンや尿素窒素の値はタンパク質の代謝を反映します。成人のタンパク質の必要量、推奨量は体重×1から1.3グラムと指摘されています。タンパク質の摂取が足らないために起きている体の不調が多くあると考えます。卵1個には約6グラムのタンパク質が含まれます。

糖質の過剰摂取は体のタンパク質と結びつき糖化させ活性酸素とともにAGE(糖化最終産物)を蓄積させます。血糖値の乱高下は血管を傷つけます。AGEリーダーズにて皮膚に溜まったAGEの測定が可能です。

体内最大のミネラルは鉄であり、体内で利用される鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄があります。ヘム鉄は非ヘム鉄より吸収利用効率が高く、鉄の働きには①酸素を運搬する、②神経伝達物質を作る、③皮膚や髪や血管壁などのコラーゲンを合成する、④エネルギーを産生する、などがあり、鉄欠乏の症状として、だるい、疲れやすい、頭痛がする、腱などの痛み、などがあります。血液検査でMCVやフェリチン値の低下は鉄欠乏を反映します。

ビタミンCは体のサビ取りに不可欠であり、美肌のもとといわれているコラーゲンを作り、免疫力を高める、ステロイドホルモンを作る、鉄の吸収を助ける、酵素の働きを助ける、メラニン色素をストップするなどの働きがあります。1日1グラムから2グラムの摂取を勧めています。

ビタミンB群は8種類からなりエネルギー通貨であるATPの産生に関わります。B1は糖をエネルギーに変換し、B2は脂質をエネルギーに変換します。B6は体タンパクの合成や造血、神経伝達物質の生成や脳の働きに関与します。8種類を複合体で摂取することが重要です。

ビタミンDはコレステロールから作られるステロイドホルモンの仲間です。低下すると腸管からのカルシウムの吸収が阻害されるため、骨密度の低下、骨粗鬆症の危険が知られています。近年、免疫細胞、脳、乳腺、大腸などあらゆる臓器にレセプターがあることがわかってきました。20ng/ml未満は欠乏状態、30ng/mlは不足と評価されます。

腸内環境
Lグルタミン、乳酸菌、酪酸菌の効率的な摂取を勧めています。

消化管
胃がピロリ菌に感染すると萎縮性胃炎や胃がんのリスクが上がります。タンパク質の消化ができない、たくさん食べられない、お腹がはるなどの症状が認められた場合にピロリ菌抗体、ペプシノーゲン1/2の測定を提案する場合があります。

血液検査含めて治療は全て自費になります。食事指導、医療用のサプリメント他の提案を致します。

プラセンタ治療

胎盤には各種の成長因子が含まれています。プラセンタには、アンチエイジング作用、美白効果、デトックス肝臓強化作用、リラックス自立神経調整作用、免疫力向上や抗炎症作用、がんの予防作用などの働きが認められています。

45歳から59歳(保険適用)

メルスモン注射が一回約500円で月13回まで可能です。

44歳未満・60歳以上(自費)

メルスモン・ラエンネックとも1A 1100円、2A 1500円、3A 2000円となります。

クリニック情報

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診療時間

診療時間
 9:00~12:00
16:00~19:00

▲…9:00~14:00
受付時間は、8:45からになります。
14:00から16:00は予約診が優先ですが、可能な限り時間外の患者様に対応させて頂きます。

休診日水曜午後、土曜午後、日・祝祭日

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TEL:0798-36-4160

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